こんばんは！あきる野ミリオンホーム!!!の橋本です。
不動産の売却に関するブログです！
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不動産の売却には、現状渡しという方法があります。
現状渡しとはどういった売却方法なのか、具体的にみていきましょう。
不動産を売却する時の現状渡しとは
現状渡しとは不動産を売却する際に、住居のキズなどの不具合、問題点を直さずにそのままの状態で引き渡すことです。
通常の売却では、売り手が問題のある箇所を修理をしてから引き渡しをおこないます。
物件の状態や築年数、買い手との合意が得られれば、修理をせずに売ることも可能です。
現状渡しをする場合、売り手には告知義務があります。
もしキズや不具合のことを伝えずに引き渡すと、契約不適合責任を問われる可能性が生じます。
不動産を売却する際現状渡しにする双方のメリットとは
物件を現状渡しにすることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
売り手、買い手それぞれの視点からみてみましょう。
売り手のメリット
売る側のメリットについてみていきます。
コストを抑えることができる
リフォーム工事を必要としないため費用を抑えられます。
契約不適合責任があるため、現状確認書や付帯設備表などの書類を作成してトラブルを防ぎましょう。
早期売却をすることが可能
リフォームや修繕工事には、業者を探してスケジュール調整をするなど、時間がかかります。
現状のままで引き渡すのであれば、買い手を探す活動にすぐ入ることができます。
買い手のメリットとは
そのままの状態で引き渡されるため、買い手は自分好みに手を入れることが可能です。
不動産を売却する際現状渡しにする双方のデメリットとは
メリットがある一方、デメリットもあります。
具体的にみていきましょう。
売り手のデメリット
瑕疵がある物件を売却すると、市場価格より安い売却価格で取引されることになります。また、契約不適合責任にも注意が必要です。
売り手が把握していない建物の瑕疵も、修繕や賠償など、責任を問われることがあります。
売却の際には、細かいことまでチェックして、もれなく買い手に伝えておくことが大切です。
トラブル防止のためにインスペクション（既存住宅状況調査）を実施するのもおすすめです。
また、敷地内のゴミや私物などは撤去しておく必要があります。
買い手のデメリット
不具合の種類や状態によっては、購入をしてもすぐに住むことができないケースもあります。
また、修繕費用など予想以上に出費がかさむ可能性もあります。
まとめ
現状渡しは、家の瑕疵をそのままの状態で引き渡す取引方法です。
売り手にとっては、早く買い手を見つけることができる、リフォーム費用を抑えられるといったメリットがあります。
注意点を把握した上で、納得のゆく取引をおこないましょう。
不動産売買は、物件や所有者様の状況によって、本当に様々な内容を含んでいます。
やはり不動産のプロにご相談するのが、近道だと思います。
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