こんにちは!あきる野ミリオンホーム!!!の橋本です。
不動産の売買に関するお役立ち情報ブログ第5弾、
今回は火災保険に関するお話しです!
----------------------------------------
車の購入時に自動車保険に入るのと同じように、住まいを手に入れたときは、火災保険に入る必要があります。
中には、火災保険に入らなくてもいいんじゃないか、とおっしゃる方もいますが、自然災害が年々増加している昨今、必ず入るべきでしょう。
本記事では、戸建て購入時に火災保険への加入の必要性と、どのような選び方をすればよいのかについてまとめました。
戸建て購入時に火災保険加入の必要性
戸建てを購入する際に、火災保険に加入する必要があるのか、と疑問を抱いている方もいらっしゃるかもしれませんが、原則加入は必須です。
特に住宅ローンを組んでいる場合には、金融機関から加入を求められます。
(万が一支払いが滞った場合、融資資金を回収できなくなる恐れがあるため)
「火災」保険という名前から火災の時にしか使えないと思っている方もいるようですが、実は自然災害や盗難、日常のトラブルなど様々な損害を補償範囲に含んでいます。
※補償範囲の詳細については、次の章を参照ください!
また自分ではどれだけ気を付けていても、隣家で出火して自宅まで延焼する可能性があります。
日本には「失火責任法」という法律があり、延焼によって自分の家が燃えても、火元となった人に重過失がなければその人に損害賠償請求をすることができません。
この法律は明治時代にでき、木造で密集した日本の住宅状況では火元に延焼の責任を負わせるのは困難であるという理由から制定されました。
隣家などで火災が起こり、消火活動による放水で自宅も被害を受けたり、延焼を防ぐためにやむを得ず破壊されたりすることもあります。
こうした消防活動による破壊は消防法によって適法と解釈されており、消火や延焼の防止、人命の救助のために必要な場合は消防隊側に補償の責任はなく、損害賠償を請求することはできません。
----------------------------------------
火災保険に加入していれば、地震や台風・大雨や大雪など、年々増加している自然災害にも対応出来ますし、上記のように隣地からの延焼や消火活動による損害についても補償を受けることができます。
万が一の時に困らないよう、火災保険には必ず必ず加入しましょう。
火災保険の補償範囲
火災保険には、火災以外にも自然災害や盗難、日常のトラブルなど様々な損害を補償範囲に含んでいます。具体的にあげますと、
①火災、破裂・爆発、落雷
・失火・延焼・ボヤなどの火災がおきた
・ガス漏れで爆発、落雷で屋根や外壁が壊れた
②風災・雹災・雪災
・台風の飛来物で窓が割れた
・大雪で雨樋が壊れた
③水災
・台風、暴風雨、豪雨などによる洪水で浸水してしまった
④水濡れ
・給排水設備の故障で水浸しになった
⑤盗難
・盗難にあい鍵や窓ガラスこわされた
・家財が盗まれた(家財)
⑥破損・汚損
・車の飛び込みや飛び石などで外壁が壊れた
・盗難にあい鍵や窓ガラスこわされた
・子どもが室内でボールを投げ、窓ガラスが破損してしまった
加入する補償内容によりますが、実は火災保険でこのような内容までカバー出来るんですね!
保険金の支払額が多いのは①~③の自然災害や火災ですが、件数でみると⑥の破損・汚損が多くなっています。
火災保険は、自動車保険と違って保険を何度使っても(保険金の支払いが行われても)、補償期間内は保険料が上がることはありません。
いざという時に使えない保険にならないよう、破損・汚損まで含んだフルカバータイプの補償内容に入ることをおすすめします!
地震保険について
地震保険は、あくまで『火災保険の特約』という扱いになりますので、基本的に単体で地震保険に加入することは出来ません。
また先の火災保険では、実は地震発生を原因とする火災には対応していませんので、注意が必要です。
地震保険の保険金額は火災保険の50%、と決められています。
ひとたび大きな地震が発生すると、広範囲に及び保険会社の支払いが多額になり過ぎること、また地震保険が『生活再建の為の資金』の意味合いが強いからです。
東北大震災以降加入率が上がっており、大きな地震に備えるためにも、やはり加入することをおすすめします。
戸建て購入時に加入する火災保険の選び方
戸建て購入時に加入する火災保険の選び方としては、下記の5項目を順に検討してお見積りを取り、保険料と比較して内容を精査すると良いでしょう。
①補償の範囲
補償範囲先の『火災保険の補償範囲』で申し上げた通り、出来ればフルカバータイプに入りましょう。
②保険金額
『建物が全焼してしまった時に、もう一度同様の建物を建て直すことが出来る金額』と考えることが出来ます。
一般的な新築戸建ての場合は建物1,400万円程度、注文住宅等なら建築金額になります。
但し、あまり高く設定すると保険料が高くなるので、特に注文住宅は『万が一の時には最低限の建物が建てばいい』と割り切って、低めに設定することも保険料を抑える手段になります。
③家財保険
最低限の範囲で入ったほうがよろしいでしょう。個々の家庭で違いますのであくまで目安ですが、一般的な二人世帯で100~200万円、ファミリーの四人世帯で200~300万円程度に加入されるとよいでしょう。
④水災
ハザードマップで土砂災害や浸水想定区域に指定されていない場合は、水災を外す(または減額する)と保険料を抑えることが出来ます。
(ハザードマップから外れていても100%災害が起こらない、とは限りませんのでご注意ください)
⑤保険期間と支払い方法
火災保険の保険期間は、現在最長で10年となっています。昨今の大規模災害の多発により、保険会社も超長期の補償が出来なくなっており、数年前に各社一斉に変更になりました。保険料率は年々高くなる傾向にあるので、出来る限り最長で入りましょう。
支払い方法は、保険期間10年は基本的に一括払いになります。年払い・月払いも可能ですが、その場合は保険期間が最長5年、当然保険料も割高になります。
住宅ローンに組み込むことも出来ますので、10年一括を検討すると良いでしょう。
まとめ
戸建て購入時における火災保険の加入がどうして必要なのかどうか、どのように選ぶのかについて解説しました。
火災保険への加入は、大規模災害の多発だけでなく、日々の生活の中で自身の家や家財を守るためにも不可欠といえるでしょう。
これから保険を選ぶ方は、本記事の内容も参考にしつつ、ベストな保険を選んでください。
私たち株式会社あきる野ミリオンホーム!!!では、あきる野市・日の出町の新築・中古一戸建てを中心に、多数の不動産情報を扱っております。
マイホーム購入に関してお悩みがあれば、橋本が、親切・丁寧にご対応いたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください!
住まいをお探しの方も売却相談の方も、こちらをクリック!↓
【あきる野市・日の出町の不動産売却はお任せください!】↓↓↓
【人気のブログ記事はこちら!】↓↓↓